米大手SNS「MySpace」は5月8日、Yahoo!、eBay、Photobucket、Twitterをパートナーとして、ユーザーのプロフィールを共有する「Data Availability」というプランを発表した。共有されるデータは、プロフィール情報、写真、動画、そして「フレンド」と呼ばれる友達や知り合いのネットワーク情報。
これによって、MySpaceユーザーが公開しているプロフィールデータなどが各社サービスでも利用可能となり、ユーザーは1つのサービスで自身のプロフィールを更新すれば反映される。この機能は数週間のうちに、参加サービスで提供を開始する予定となっている。
クローズドな環境でコミュニケーションを楽しむSNSが各国で人気を博す一方で、SNSの内部で蓄積されている情報の価値に注目し、それにアプローチしようとする動きが最近活発化している。ユーザーの人となりを知ることができるプロフィール情報はSNSでは欠くことのできないもの。MySpaceと競合するFacebookもこの機能の拡充に努めている。
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