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刺さらなければ広告じゃない! WebマーケッターのためのDirect Marketing講座

第1回 オンラインマーケティング全盛のいま、なぜダイレクトマーケティングなのか?


ダイレクトマーケティング(DRM)と聞くと、どうしてもアナログメディアを想像してしまいがちだが、それで正しいのだろうか。Customer Insightに根ざした新しいDRMは、Webマーケティングにも大きな付加価値をもたらすという。デジタル全盛の時代にDRMを取り入れる意味とはなんだろうか?

ダイレクトマーケティングは時代遅れ?

 読者の皆さん、はじめまして!
 電通ワンダーマンでインタラクティブマーケティングを担当しています杉山です。これから12回に渡って「ダイレクトマーケティングのススメ」をお伝えしていきたいと思います。

 型通りの挨拶はこのくらいにして、本編に入りましょう。

 皆さんは「ダイレクトマーケティング(DM)」という言葉から何を想像しますか? ダイレクトメール? One to One? 通信販売? コールセンター? さすがに「ダイレクトマーケティング」という言葉そのものを知らないマーケッターはいないと思いますが、実像については意外と正確に認識されていないものです。

 言葉の定義からすると、以下のようになります。

 「消費者や企業に対する直接的なコミュニケーションであり、注文(ダイレクト・オーダー)、詳細情報を得るための問い合わせ(リード・ジェネレーション)、特定の製品の購入またはサービスを得ることを目的に、店舗や他の商行為の場への訪問(トラフィック・ジェネレーション)といった反応を引き出すことを目的とする」

 さて皆さん、ここまで読まれて、どのような印象を持たれましたか?

 たぶん、「もう古いのでは?」的なイメージを持たれたのではないでしょうか。良くて「DMってダイレクトメールの略称でしょ?」程度ではないかと思います。

 実際、この「DM=ダイレクトメール」という連想があまりに多いので、電通ワンダーマンではダイレクトマーケティングをDRM(Direct Response Marketingと呼んでダイレクトメールと区別しているくらいです。そこでこの原稿では、今後ダイレクトマーケティングをDRMと表記していくことにしますが、ここで一言。

「DRMは決して古くさいマーケティング手法ではありません」

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この記事の著者

杉山 実(スギヤマ ミノル)

株式会社 電通ワンダーマン インタラクティブマーケティング部 シニアプロデューサー。Reader‘s Digestを皮切りに外資系代理店、大手出版社で広告制作とダイレクトマーケティング、企画・編集を担当。コンテンツビジネスのJVなどを多数手掛け、マーケティングとデジタル・ソリューションの間を行き来する。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2007/02/20 10:12 https://markezine.jp/article/detail/715

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