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“かわいい”と思う服が見つかる「感性検索」実施

 携帯電話からのオンラインショッピングが着実に普及している。中でも主婦を中心とした女性による「衣料・アクセサリー・ファッション」ジャンルの購入が多いのは、先週MarkeZinニュースでも取り上げたばかりだ。

参考:主婦はやはり買い物好き!? 7割以上がモバイルコマース利用したこと「ある」(MarkeZinニュース)

 ただし、携帯サイトにおいては、ファッションなどの分野は、膨大な数のブランドや商品が多数存在しており、その中から自分に合ったブランド・商品を見つけ出すのはかなり困難だ。そこでNTTコミュニケーションズは、携帯電話向けファッション店舗検索サイト『BRAND COLLECTION』(ブランド・コレクション)で、ブログやSNSなどのCGMでのファッションブランドの評判を検索結果に反映させる「感性分析」技術を応用したサービストライアルを実施すると2月15日発表した。

 これは人間の感性を表す「かわいい」などの曖昧な言葉から、対象の絞込みを行うというものだ。ある商品(またはブランド)が、どのような感性(「かわいい」や「派手」など)で評価されているのかを、ブログやSNSなどのCGMを「感性分析」技術を使い高精度に解析することで、各ブランドを表す特徴的な表現を抽出する。

 例えば下記のようなイメージで知られる2つのブランドがあったとしよう。
ブランドA 「大人の女性を意識したクールなデザイン」
ブランドB 「派手で奇抜なデザイン」

 NTTコミュニケーションズによると、この時に、それらのブランドをCGMを用い分析してみると、ブランドAに対して「クール」以外にも「派手」というイメージや、ブランドBに対して「派手」以外にも「柔らかい」といったイメージを持っている人がいることが抽出されるという。このようにCGMを用い多数のユーザの感性情報を活用することで、派手好きな人が「派手」という言葉で検索を行った際、ブランドBだけではなくブランドAの情報も検索結果として提供することでき、生活者とブランドとの新たなマッチングを実現させることができるのだ。

「感性検索」では、それぞれのブランドがどのような見られ方・評価のされ方をしているかがわかるので、ユーザの新たな興味を喚起しそうだ。

プレスリリース:「情報検索とコミュニティを融合させたモバイルサイト『BRAND COLLECTION(ブランド・コレクション)』における感性検索トライアルの実施について」

 

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MarkeZine編集部(マーケジンヘンシュウブ)

デジタルを中心とした広告/マーケティングの最新動向を発信する専門メディアの編集部です。

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MarkeZine(マーケジン)
2008/02/24 18:52 https://markezine.jp/article/detail/762

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