Googleは3日、2つのツールキットを公開した。「YouTube's You Choose 2010 Campaign Toolkit」は、候補者のホームベースとして動画を公開できる専用チャンネル、有権者からのコメントや質問を受け付ける掲示板、アクセス解析ツールを無料で提供。さらに有料サービスとして、YouTube上の検索結果にプロモーションビデオを表示するクリック課金型動画配信サービス、動画上にレイヤーを表示して寄付やサイト登録ページへ誘導する機能などを提供する。
このツールキットに加えて、Google AdWords、Google Apps、Google Maps、Google Earth、Google Analytics、Google Alertsなど9つのサービスを利用できる「Google Campaign Toolkit」も提供する。
Googleによると、2008年の大統領選挙では68%の有権者が政治的な情報を得るために定期的にインターネットを利用しており、インターネットの影響力がはじめて新聞と雑誌をしのいだ。
【関連記事】
・オバマ氏、「マーケッター・オブ・ザ・イヤー」受賞
・1月に2800万ドルを調達した、オバマ候補の超シンプルな寄付募集ページ
・Google、キーワードや検索結果を第三者に傍受されない検索サービスを提供