シャープが開発した「XMDF」は、動画や音声を含むデジタルコンテンツを閲覧できるほか、文字サイズに合わせて自動で段組みを変えられる機能を持っている。また、1つのコンテンツを、タブレット端末だけでなく、スマートフォンやパソコン、テレビなど複数の機器で閲覧できる「ワンソース・マルチユース」によって、制作面の負荷軽減を実現する。
シャープはこの技術を核に、出版社・新聞社・印刷会社・取次会社など国内外の関係各社と協力しながら、今年中に、配信サービスとタブレット端末を組み合わせた新たな電子書籍ソリューションを提供する。
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