博報堂DYグループ・スマートデバイス・ビジネスセンターは、Android、iPhone、iPadなどのスマートデバイス向けの体験型広告「スマートエクスペリエンス・アド」を開発した。この広告は、映像や動画、タッチパネルを使って、五感に訴えかけるリッチなコンテンツを提供するほか、GPSなどを利用して、地図やクーポンを用いた店舗へのスムースな誘導を行う。
また、広告の「保存」と「拡散」という新たな機能も提供。バナー広告から上シームレスにつながるランディングページを用意し、そのページにブックマーク・保存をすることで、「もう一度みる」「あとで続きを見る」といった、1回の広告接触にとどまらない「広告を保存する」というアクションを生むことができる。また、ツイッターやmixi、フェイスブックなどで提供している機能を広告表現内に用いることで、生活者から周辺の生活者へ情報を拡散させることもできる。
「スマートエクスペリエンス・アド」は3月から、グーグルが日本で運営するモバイル広告ネットワーク「AdMob」上で順次サービスを開始する。
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