サイトを見るきっかけは「ブックマーク」
IMJモバイルは、全国の15~49歳の男性を対象に今年の2月下旬に調査を行い、1240件の有効回答を得た。保有しているデジタル機器はパソコンと携帯電話が圧倒的に多い。スマートフォンに注目すると、20代・30代の男性では保有率が他の年代に比べ高く、特に20代男性ではiPhone、30代男性ではAndroid OSスマートフォンの保有率がそれぞれ高くなっている。
サイトを閲覧するきっかけとしては「ブックマーク」が最も多く、「関連記事/URL」「メールマガジン」が続いている。10代・20代の男性は「友人から聞いて検索」「mixiチェック」「つぶやき内のURL」が相対的に高く、30代・40代男性では「関連記事/URL」「メールマガジン」「ポータルサイトの記事」「Web広告」が相対的に高くなっている。
閲覧しているサイトのジャンルでは、「ニュースサイト」「動画共有、配信サイト」「比較サイト」が上位を占めた。10代・20代の男性は「動画共有、配信サイト」「投稿サイト」「SNS」が多く、30代・40代男性は「ニュースサイト」「スポーツ情報サイト」「メーカー企業サイト」など、ニュースや企業情報の収集にもインターネットを活用しており、「メーカー企業サイト」は年代が高くなるほど閲覧率が増加している。
ソーシャルメディアの使い方
ソーシャルメディアについてたずねたところ、利用率はツイッター、ミクシィ、フェイスブックの順に多く、すべてにおいて20代男性のSNS利用率が高くなっている。なかでも、ミクシィでは20代の利用が突出して多い。閲覧している記事、コメントは、10代・20代男性で3サービスいずれも「友人の近況」「エンタメ」、30代・40代男性はフェイスブック、ツイッターにおいて「政治・経済」「金融」を閲覧している傾向があった。
これらのソーシャルメディアを閲覧している時間帯は、いずれも「帰宅後自宅でのんびりしているとき」と「休日自宅でのんびりしているとき」という回答が多く、ほぼすべての時間帯でツイッター、ミクシィがフェイスブックを上回る結果となった。
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