「収入よりも仕事のやりがい」「やりたいことがあれば転職」
NTTアドは、他にやりたいことがあって、新卒採用で就職後2年未満で転職した20代を、「20代フリーエージェント志向者(20代FA志向者)」と名づけ、「20代FA志向者」100名を含む20~40代の首都圏在住有職者600名を対象に、8月中旬に調査を実施した。
仕事に関する行動や考え方についてたずねたところ、20代FA志向者では「スキルアップや資格取得のために勉強していることがある」42.0%、「収入よりも仕事のやりがいを重視する」38.0%、「会社のブランドにこだわらないほうだ」37.0%が上位にあがった。
全体と比較すると、20代男性FA志向者で「収入よりも仕事のやりがいを重視する」、20代女性FA志向者で「他に自分のやりたいことがあれば、すぐ転職(退職)すべきだと思う」が高くなっている。また、既成の枠組みにとらわれない「ノマドワーカー」的な働き方に対する意向を聞いたところ、20代FA志向者の63.0%が「あこがれている」と回答している。
また、ライフスタイルに関する意識・行動を聞いたところ、20代FA志向者は「自分の意見や考えをはっきりと主張するほうだ」53.0%、「だれかに話すことで、気持ちがスッキリすることが多い」42.0%、「自分にしかできないことや自分らしさを常に意識している」41.0%が上位にあがった。全体と比較すると、20代女性FA志向者で、上記3項目に加え「自分の意見や考えに共感してほしい」が約5~7割となり、全体よりも高くなっている。
ソーシャルメディアの利用実態
20代FA志向者がふだんよく利用しているソーシャルメディアとしては、「mixi」(閲覧53.0%・書込30.0%)、「facebook」(32.0%・21.0%)、「Twitter」(32.0%・19.0%)が上位にあがり、全体と比較して、ソーシャルメディアを積極的に活用していることがわかった。
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