SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

おすすめのイベント

おすすめの講座

おすすめのウェビナー

マーケティングは“経営ごと” に。業界キーパーソンへの独自取材、注目テーマやトレンドを解説する特集など、オリジナルの最新マーケティング情報を毎月お届け。

『MarkeZine』(雑誌)

第99号(2024年3月号)
特集「人と組織を強くするマーケターのリスキリング」

MarkeZineプレミアム for チーム/チーム プラス 加入の方は、誌面がウェブでも読めます

「AdGang」が選んだ今週の一押しキャンペーン

ビジネス特化型SNS「LinkedIn」のプロフィールをスコア化して対戦する、富士通のグローバル・キャンペーン『Profile Pitch』


 海外の広告・宣伝・プロモーション事例情報を提供している「ブログタイムズBLOG」からの厳選記事を、週に1回お届けするこの連載。今回は、ビジネス専門SNS「LinkedIn」のプロフィールを“スコア化”してビジネスパーソンどうしが対戦するというキャンペーンの話題です。毎週水曜日更新。

キャンペーン概要
  • 時期:2012年1月
  • 国名:世界(グローバルキャンペーン)
  • 企業名:富士通
  • 業種:電機メーカー

プロフィールに自信がない人もチャレンジしたくなるゲーム要素が満載

 本日は会員登録数1億5000万人を誇るビジネス専門の巨大SNS「LinkedIn」を活用した、富士通のノートPC「LIFEBOOK」のグローバル・キャンペーン『Profile Pitch』をご紹介します。
(*「LinkedIn」を使ったキャンペーンは世界的にも非常に珍しく、私自身はじめて目にしました。)

 このキャンペーンを簡潔に説明すると、『LinkedInに登録している“プレイヤー(参加ユーザー)”の「経験」や「資格」、「ネットワーク」といったプロフィール情報を独自のロジックでスコア化して、このスコアを元にプレイヤー同士を競い合わせる』という企画です。

 キャンペーンサイトで「LinkedIn」のアカウントを保有しているユーザーが参加を表明すると、プレイヤーのプロフィールを読み込んでいき、プレイヤー自身の「スコア」が表示されます。

 この「スコア」でそのまま対戦がはじまるというわけではなく、(今回のPR商品である)富士通のノートPC「LIFEBOOK」シリーズの4製品、具体的には「持ち運びやすさに優れたタイプ」や「セキュリティに強いタイプ」などそれぞれ特長がある製品の中から、1つを選択することで自身の「スコア」をアップさせることができます。どのPCを選ぶかによってアップする項目(「Mobility」や「Security」)が異なります。

 「LIFEBOOKを所有することで、ビジネスプロフィールが向上する(≒ ビジネスの現場で活躍できる)」という最も伝えたいメッセージを“対戦ゲームの一要素”として巧妙に示唆しています。今回のキャンペーンの中でこのギミックが大きな柱ですね。

 さらに、このキャンペーンのユニークな点として、プレイヤーは自分1人のスコアだけで勝負するのではなく、自身のネットワークの中にいる人の中から誰か1人を選んで(スコアが高そうな人を選ぶのがベター)、チームとしてキャンペーンに参加することができるという点です。

 自由にチーム名をつけた上で自身のネットワーク内にいる“頼りになりそうな”人に招待状を送り、チームを結成します。

 そして、ランダムで選ばれたチームと対戦(Profile Pitch)がはじまり、勝敗が決まります。

 勝者チームの中から毎週抽選で、ノートPC「LIFEBOOK」などの製品がプレゼントされるそうです(前述した、スコアをアップさせるためにセレクトした製品が当たるという仕様)。

 ビジネス専門SNS「LinkedIn」だけに、ビジネスユーザーを対象としたプロモーションでは可能性がありそうだと感じさせてくれるケースでした。国内ではようやく日本語対応したばかりでユーザーはまだ少数ですが、今後の動向に注目したいところです。

 プロフィールに自信のある方は、ぜひ参加してみてはいかがでしょうか?
 「Profile Pitch」:http://www.profile-pitch.com

 動画はコチラ

 参考サイト

 ・digitalbuzzblog

先週の紹介キャンペーン

 記事転載元:ブログタイムズBLOG

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
  • note
関連リンク
「AdGang」が選んだ今週の一押しキャンペーン連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

山田 健介(株式会社PR TIMES)(ヤマダケンスケ (PR TIMES))

著者Twitter著者Facebook●About / PR TIMES Inc ・プレスリリース配信サービス「PR TIMES」の運営 ・ブログマーケティングサービス「ブログタイムズ」の運営 ・WEBクリッピングサービスの提供●About / Vector Group コアバリューである「モノを広める」スキルを通じて、企業・消費者の皆様をマッチしたサービスを提供しています。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2012/09/11 17:15 https://markezine.jp/article/detail/15221

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ

イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング