新会社「電通メディアマレーシア」は、電通100%出資の子会社で、マレーシア市場におけるメディア事業の中核を担う拠点となる。
電通は、アジア地域におけるメディア事業の強化のため「電通メディア・ネットワーク」というメディア・エージェンシーのネットワーク化を推進。これまでに台湾、タイ、中国、インドネシア、シンガポール、インド、韓国、香港、ベトナムにメディア・エージェンシーを設立し、「電通メディアマレーシア」はアジアで10番目となる。
英国ゼニスオプティメディアが2012年3月に発表した世界の広告費予測によると、マレーシアの広告市場は2011年実績が20億1900万ドル(前年比8.4%増)で、東南アジアではインドネシア、タイに続く市場規模となっている。
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