大規模な会員組織を持つ流通企業やクレジットカード会社などで、会員向けサービスのひとつとして電子書籍を販売したいというニーズが高まっているとして、大日本印刷は、「電子書店構築・運営支援サービス」の提供を開始した。
このサービスでは、会員・コンテンツ管理、課金・売上管理、デジタル著作権管理(DRM)、サイト運用管理、電子書籍閲覧ソフトなどの機能をASPサービスで提供。企業の保有する既存会員システムと電子書店の会員管理機能を連携させるためのカスタマイズ開発も行う。また、トップページの更新、特集コンテンツの企画・制作、売上分析など各種業務もサポート。電子書籍コンテンツの調達・制作や、出版社との決済代行などについてもサービスを提供する。
このサービスは、読売新聞社が5月14日にオープンした電子書店「本よみうり堂デジタル」で採用された。
【関連記事】
・リクルート、電子版『週刊じゃらん』を無料リリース
・TSUTAYAの電子書籍サービス、PC向けにサービス開始
・日本は電子マネーもガラパゴス化している?
・CCCと枻出版社、広告・宣伝事業で会社設立
・「BCCKS」が紙を含めたすべてのデバイスに対応する フロー型電子書籍出版サービスへ