このサービスは、ゼンリンデータコムが利用者から許諾を得て取得した位置情報を解析する基盤を開発し、個人が特定されないように統計処理を行った「混雑統計」データと、シンクエージェントの小売・流通業に対する知見を活用し、レポートサービスに必要な要件の定義や集計した位置情報の分析をもとに商業施設や駅における滞在者数や流入元等の傾向を提供する。
サービス開始当初の対象施設は百貨店(新宿・銀座・池袋・台場)、駅(山の手線・中央線・東急線・京浜東北線)。今後は、小売業の自社店舗や競合店舗などの特定店舗を指定してレポートする標準オーダー型レポートや、カスタム・オーダー型レポートを追加提供する。
【関連記事】
・O2Oに活用できるチーム参加型の位置情報アプリ「bondship」
・ADK、中国100都市をカバーする写真観測システム「中国エリア・ライブモニター」
・グーグル、レストランガイドのザガット買収、検索・地図サービスと統合
・Googleマップに、自宅と職場の場所を登録できる機能
・駅やデパートの内部も見られる「インドア Google マップ」