NTTドコモは、タワーレコードと2005年に資本提携し、協業を推進してきたが、今回タワーレコードを子会社化することで、スマートフォンやタブレット端末等の普及拡大により成長が見込まれる「コマース事業」の強化を図る。
ドコモは、タワーレコードの株式を既存株主から譲受し、取得後のドコモの出資比率は50.3%(株式取得前出資比率 :42.1%)となる。
タワーレコードは、全国89店舗の店舗網によるCD/DVDの販売力がある。両社は、スマートフォンなどのモバイルとのシナジーを図るとともに、付加価値の高いサービスの検討を行う。
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