ソーシャルメディアを見ているのは、自分の友達だけではない。人材を採用する企業も、SNSを通じ将来性のある求職者の発掘や検索機能を利用した求職者の経歴チェックなどのためにFacebookやLinkedInなどのソーシャルメディアを利用している。
こうした状況を踏まえて、人材紹介会社ロバート・ウォルターズ・ジャパンは、 採用企業側がSNS上で自分の詳細情報を調査する可能性を考えた際、自身の情報をSNSに掲載することを重要視するかをたずねた。
その結果、全回答者(世界19か国)の約69%が、オンライン上で自身の情報を掲載し続けることを重要だと感じていることがわかった。しかし、日本に限定した場合、同比率は過半数を超えるものの、59%という結果にとどまっている。
ロバート・ウォルターズ・ジャパンは、オンライン上の情報を有効に活用する5つのポイントを紹介。「ビジネス用のEメールアドレスを使用する」「SNS上に掲載する写真や動画そしてメッセージの内容には注意を払う」「投稿する時間、頻度には注意する」「Googleニュースアラートを使用して、自身の名前を検索する」「記載内容に一貫性を持たせる」ことが重要だとしている。
【調査概要】
調査対象者 :当社グローバルサイト訪問者
有効回答者数 :35,280人
調査方法 :当社グローバルサイト内にアンケート項目を掲載
調査期間 :2012年3月中旬~5月初旬
調査地域 :世界合計19ヵ国で実施
※調査地域:
アジア地域 :日本、中国、香港、シンガポール、マレーシア、タイ、ベトナム、韓国
その他の地域:ルクセンブルク、ベルギー、ブラジル、南アフリカ、スイス、米国、オーストラリア、英国、オランダ、ニュージーランド、イツ、アイルランド
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