IMJモバイルは、9月上旬に、企業でFacebookページの運用に携わっている/関わっている、22~49歳の男女を対象に調査を行い、311名から回答を得た。企業内のFacebookページの運用体制は「1人」という回答が3割でもっとも多く、「5人以下」が7割を占める結果となった。業種別に見ると「メーカー(耐久消費財)」の61%が「6人以上」で運用しており、最も体制を強化している様子がうかがえる。
Facebookページのファン数は「99人以下」との回答が過半数を占め、「1000人以上」との回答は22%どまり。しかし、ファンを1万人以上も全体の7.4%に達している。
情報配信頻度については、「1日に1回以上」とする企業が半数近く。「メーカー(耐久消費財)」がもっとも頻度が高く、「メーカー(生活消費財)」がもっとも低くなっている。また、配信頻度が高いほどファン数は多い傾向にあり、配信頻度とファン数に相関関係があることがわかる。
こうした状況から、Facebook運用に手ごたえを感じているのは「メーカー(耐久消費財)」。一方、効果を表すほとんどの項目において全体を下回った「サービス」では、Facebookの効果について懐疑的に捉えており、現在は実験という位置づけで運用している企業もいると見られる。
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