佐賀県は、東アジアをターゲットとして経済的・人的交流を促進する取り組みを強化しており、昨年10月には中国の瀋陽と香港に現地事務所を設置。県産品の海外販路開拓・拡大や、県内企業の海外事業展開の支援、外国人観光客の誘致などを進めている。こうしたプロモーション活動を効率的に進める基盤として、佐賀県は、セールスフォース・ドットコムのソーシャルエンタープライズプラットフォーム「Force.com」を採用した。
このプロモーション支援システムによって、海外拠点での活動情報や顧客情報などが集約され、佐賀県の本庁と共有される。また、システムと連係した社内向けソーシャルネットワーク「Salesforce Chatter」により、本庁職員と海外拠点の職員の間でリアルタイムなコラボレーションが可能になるほか、iPadなどのモバイル端末を活用してシステムに集約された顧客・製品情報へのアクセスが可能になる。
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