大日本印刷は、デジタルサイネージを活用して、衣類をディスプレー上で試着できる「バーチャル試着システム」を開発した。
「バーチャル試着システム」は、AR技術により衣類の色からジャケットやフリースなどの商品の種類を識別。顧客が試着用の商品を着て鏡の前に立ち、鏡の横に設置したタブレット端末で希望の色を指定することで、ディスプレーに映る着ている衣類の色が変化する。
当システムは、ユニクロが2012年10月5日にオープンしたサンフランシスコ店で、来店した顧客が自分に合った商品を選べる環境を提供したいというニーズを受けて開発したもの。「UNIQLO MAGIC MIRROR」として店内に2台設置し、運用を開始した。
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