カンター・ジャパンは、携帯電話・スマートフォンおよびタブレット機器の購買・使用動向調査の結果を発表した。
日本の消費者に対し、新規契約又は機種変更を行ったスマートフォンの機種を聞いたところ、iPhoneが49.2%、Android携帯が45.8%という結果になった。
そして同じ時期に8か国の消費者に対し、同様の質問をしたところ、各国ともにAndroid携帯のシェアが最大となった。iPhoneのシェアがAndroid携帯のシェアよりも高いのは日本だけであることが明らかになった。
また、日本と中国以外の7か国では、昨年も同じ時期に調査を実施した。これらの国のAndroid携帯の昨年と今年のシェアを比較したところ、どの国でも今年はシェアが拡大していた。
日本におけるiPhoneの販売シェアは、2012年10月から12月に実施した調査では60%を超えていた。今回の調査では、iPhoneの販売シェアは過半数を超えなかったが、新しいAndroid携帯が続々と発売されていることを鑑みると、日本でのiPhoneの強さは維持されていると言えるだろう。
【調査概要】
調査名称:「カンター・ワールドパネル・コムテック調査」
調査時期:2013年1月~3月
調査方法:インターネット調査
調査対象:16歳以上の男女(イギリスは13歳以上)
対象者数:10,000人/月(日本)
調査国:日本、アメリカ、中国(都市部)、イギリス、ドイツ、フランス、イタリア、スペイン、オーストラリア
【関連記事】
・日本のスマホユーザーiPhoneシェア、6割超
・女子中高生のスマートフォン事情、iPhoneがダントツ人気
・10代・20代のスマホ保有率は2年後に6割に、50代ではガラケー保有率が55.9%【IMJ調査】
・DAC、スマホ特化型eコマースプラットフォーム「Origami」へ出資
・DeNA、スマホ向け音楽プレイヤー「Groovy」iOS版提供開始