フォートラベルは、SNSが年代別にどのように利用されているのか、「旅」との関連性を軸に調査を行った。
「SNSを見て旅行や外出をしたくなるか」を聞いたところ、全体の87.1%が「旅行や外出をしたくなる」と回答。結果を年代別でみても差はなく、どの年代も8割以上が「SNSを見て旅行や外出をしたくなる」と回答。
しかしながら、実際にするかどうかについては、年代ごとに大きな差がみられた。SNSを見て実際に旅行・外出をする人は「60代以上」が最も多く、78.3%にのもった。SNSによる情報が、旅行や外出の需要喚起になっているようだ。
一方、「20代」については、「実際に出かけることがある」人は62.5%と、年代別では一番低い結果に。全世代でSNSが旅への興味関心に強く影響していることが伺えるが、実行するかどうかは年代で開きがあるようだ。
旅行中のアクションとして、スマートフォンを持っている人に「旅行中スマートフォンを利用してどんなことをするか」と聞いたところ、もっとも多かったのは「写真撮影・記録」(69.1%)。続いて「メールチェック」(64.0%)、観光地やレストラン、交通・気象情報などの「現地情報の検索」(62.3%)の順となった。また、「SNSで現地情報を共有」する人は30.5%に留まった。
【調査概要】
調査期間:2013年3月14~20日
調査対象:フォートラベル会員
有効回答:1,375件
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