agileとは「敏捷な、すばしっこい」という意味。アジャイル開発は、ソフトウエアやコンピューターシステムの開発手法のひとつで、その名の通り、迅速かつ柔軟に開発を行うことを目的とした軽量な開発手法群を指す。その中には、エクストリーム・プログラミング(XP)やスクラム(Scrum)などが含まれる。
アジャイル開発はこれまで欧米を中心に普及してきたが、日本国内でも、インターネットサービス分野やゲーム開発分野などを中心に多くの開発事例が見られるようになってきた。このような状況をふまえて、NTTデータ、バンダイナムコスタジオ、NECビッグローブ、ヤフーの4社は今回、アジャイル開発の組織導入のノウハウを共有することを目的に、企業間アライアンス「日本エンタープライズ・アジャイル・トランスフォーメーション」を設立。
ベストプラクティスの共有によって、適切な開発方法の選択と利用によって開発の効率化を促すとともに、アジャイル開発人材の共同育成、アジャイル開発に適した開発体制・組織体制の探求、共同イベントの開催などを行う。
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