7月から9月の間、マイクロアド社内にはかき氷機が設置され、社員が持ち回りでかき氷をつくって配るならわしがある。その期間に1日だけの「浴衣デー」が設けられ、社員全員でケータリングランチを囲み、夜は合同懇親会を開催する。3回目となる今年も8月2日に「浴衣デー」が行われた。
このイベントが始まったのは2011年。東日本大震災の後ということもあり、節電対策が行われたことから、クールビズファッションで出社する社員が多かった。それを見た広報部が、「何か皆が楽しみながらできることはないか」と考えたことがきっかけだった。
かき氷も節電対策のひとつだが、ふだんあまり気軽に会話することのない上司、一緒に仕事をすることのない部署とのコミュニケーションのきっかけにもなっている。また、ネットでやりとりが済むことが多い現在、対面でのコミュニケーションの機会を増やすという目的もあった。
こうしたねらいが的中し、マイクロアドの風物詩となった本イベント。男子も女子も、マイクロアド代表取締役社長の渡辺健太郎氏(!)も、浴衣すがたがバッチリ決まってます。浴衣というだけで、同僚の新たな魅力に気づくきっかけにもなりますし、いつも通りに仕事をこなす姿もクールですね。
それにしても「全員浴衣で来てね」と言っても、「えー! めんどくさい」「俺ゆかた持ってないっす」などの反応がかえってきそうなものですが、男子も含めて全員浴衣を用意し、ちゃんと着こなしているのを見ると、さすがマイクロアド。アイデアと実行力、ノリが違うね!という感じがします。暑い夏も後半戦、またリフレッシュしてがんばれそうですね。
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