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子どものいる家庭が参加している「地域コミュニティ」は? 助け合い意識を高めたテレビ番組に「あまちゃん」も

2013/10/04 14:00

 町内会、子育てサークル、PTA、地域密着型SNSなど、地域にねざした多様なコミュニティは、今どのような年代の人が参加しているのだろうか。日本生活協同組合連合会の調査でその実態が明らかになった。

地域のコミュニティと交流、若年層との接点は?

 日本生活協同組合連合会は、子どもがいる20歳~59歳の男女を対象に、「地域のコミュニティと交流に関する調査」を行なった。

20~59歳の子どもがいる男女(全対象者:1,000名)に、どの程度の近所付き合いがあるかたずねたところ、「挨拶を交わす程度」が4割で最も多く、「世間話(天気の話など)をする程度」が3割。普段からご近所さんの助けを得たり、相談したりといった関係性を築いている人は少数派であることがわかった。

 地域コミュニティごとの交流状況では、町内会・自治会で交流がある割合は55.9%、地縁による会(婦人会や老人会、青年団、子ども会など)では34.7%となった。これらの地縁から発生するコミュニティで交流がある割合は若年層ほど低くなっており、若者との接点がない、といった悩みを抱えている地域の団体も多いとみられる。

 他方で、子どもを介したコミュニティのつながりは若年層においても比較的多くみられ、子どもの親同士のお付き合い(ママ友・パパ友、子育てサークル、PTA)で交流がある人は5割弱と町内会・自治会に次いで高くなっている。

 そのほかのコミュニティをみると、地域にある趣味の会での交流がある人は19.8%、地域密着型SNSは11.1%。これらの割合は1~2割とそれほど高くないものの、年代別で大きな差は見られなかったことから、20・30代も他年代と同程度、これらのコミュニティを地域交流に活用している様子がうかがえる。

助け合い意識を高めたテレビ番組、映画

 また、ここ3年程度の期間に、助け合いの意識が高まった(芽生えた)きっかけになったものをたずねたところ、「ニュースや社会問題」の分野では、「東日本大震災」(60.3%)が最も高く、「被災地の復興状況」「孤独死」「水害など各地の災害」「少子高齢化」「無縁社会」が続いた。

 また、映像や文章などの「作品」の分野では、「TV番組」が最も高く39.7%で、「映画」(8.7%)や「漫画・アニメ」(5.8%)が続いた。これらの助け合い意識が高まった作品について、その作品名を自由回答形式で募ったところ、TV番組で最も多かったのは「24時間テレビ」で、「震災の特番」「ニュース」「あまちゃん」と続いた。映画では「風立ちぬ」「海猿」「ALWAYS 三丁目の夕日」「少年H」、漫画・アニメでは「ONE PIECE」「NARUTO」「サザエさん」となった。

【調査概要】
・調査タイトル : 「地域のコミュニティと交流」に関する調査 
・調査対象 : ネットエイジアリサーチのモバイルモニター会員を母集団とする子どもがいる20歳~59歳の男女
・調査期間 : 2013年9月6日~9月12日
・調査方法 : インターネット調査(モバイルリサーチ)
・調査地域 : 全国
・有効回答数 : 1,000サンプル(有効回答から各性別・年代が均等になるよう1,000サンプルを抽出)
・調査協力会社 : ネットエイジア株式会社

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