サンマーク出版はAmazonが電子書籍販売サイト「Kindleストア」を日本向けにオープンさせた2012年10月以降、積極的にKindle本をリリースしており、現在までに260タイトルを販売している。今年11月には、Kindle本の月間ダウンロード数が紙の書籍の月間販売部数の1.4倍を記録した。
同社では、ミリオンセラーとなった『人生がときめく片づけの魔法』や、京セラを創業し、JALを復活させた稲盛和夫氏の『生き方』など、紙の書籍でベストセラーとなったタイトルをすばやく電子書籍化したこと、電子書籍向きの既刊本の掘り起こしを行い、プライスプロモーションに参加したことなどが好調の要因だとしている。
【関連記事】
・エニグモ、『BUYMA Books』~世界中の著作物をクラウドソーシングで翻訳し、電子書籍へ
・楽天ブックス、紙と電子書籍の併売開始
・幻冬舎、WEBマガジンと電子書籍購入サイトを融合した『幻冬舎plus』スタート
・DNPや丸善など4社、来春から図書館向けクラウド型電子図書館サービス開始
・大日本印刷とワンモア、クラウドファンディング活用の出版企画支援サービス