電通デジタル・ホールディングスは、オプトの100%子会社であるソウルドアウトと、ソウルドアウトの子会社であるサーチライフとのジョイントベンチャーとして、地域密着型のデジタル広告専門会社「電通デジタル・ネットワークス」(以下「DDN」)を設立し、2014年1月中旬より営業を開始する。
リスティング広告を中心とする運用型広告は、都市圏の大企業のみならず、地方の中核企業、中小企業に至るあらゆる事業者にインターネットを活用した販促活動を可能にし、その市場の裾野は拡大を続けている。一方で、運用型広告を取り扱っていくためには独自の運用体制と専門的なノウハウが求められるため、一般的な広告会社では十分な体制が確保できず、地方ではクライアントに十分なサービスが提供できているとは言えない状況であった。このような背景から、電通デジタル・ネットワークスの設立に至った。
今後、電通関係会社のオフィス内に営業所を開設し、電通関係会社の社員とソウルドアウトグループのスタッフでチームを編成し、地域のクライアントに対し費用対効果を最大化する販売促進プランの提案を行っていく。また、クライアントの状況に応じ、電通本社やネクステッジ電通もこれらの協業を支援する。
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