東芝テックと大日本印刷は、東芝テックの電子レシートシステム「スマートレシート」と、DNPの家計簿アプリ「レシーピ!」のデータを連携させ、買い物履歴を家計簿に反映できる機能を開発した。同機能は、コープ東北サンネット事業連合会員の「みやぎ生活協同組合」仙台市内21店舗注にて2014年1月22日から実施されるスマートレシートの実証実験開始に合わせて公開する。
「スマートレシート」は、通常は紙として提供される買上商品の明細レシートを電子化し、電子レシートセンターにデータとして記録、買い物客は自分のスマートフォンからすぐに買い物履歴を確認することができる仕組み。「レシーピ!」は、スマートフォンでレシートを撮影するだけで簡単に家計簿がつけられる家計簿アプリ。2013年7月1日の配信開始以来、累計で40万ダウンロードを突破。利用者の8割を女性が占める。
今回のサービス連携により、スマートレシートで記録した買い物履歴データを、レシーピ!にまとめて取り込むことが可能に。レシーピ!では、取り込んだデータをもとに、購入した日や店舗、商品ごとの品名や価格、合計金額などが分類・整理されるため、家計簿を簡単かつ正確に作成できる。この連携で、家計簿を継続する際の最大の課題であった「つける手間」を大幅に軽減する。
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