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2013年ネット動画広告市場規模は132億円、2017年には640億円まで拡大する見込み【シード・プランニング調査】

 近年、PCやタブレット端末、スマートフォンなどを通したインターネットでの動画視聴は拡大を続けている。動画共有サイトの視聴は定着化し、また有料VOD(ビデオ・オン・デマンド)サービスの利用も増えるなど、ユーザーの動画視聴時間は増え続けている。

 一方で、企業のマーケティング活動においては、自社サイトやECサイト、ソーシャルメディアを介して、インターネット動画を活用した商品・サービスの紹介をする取り組みも増えつつあり、動画を活用したインターネット広告出稿への関心が高まっている。

 シード・プランニングは、このように急速な需要拡大が見込まれるインターネット動画広告に関する現状動向を調査し、2017年までの市場規模の予測を行った。

本調査で対象とするインターネット動画広告は、インストリーム広告と呼ばれる、インターネットを介して提供される動画コンテンツの前後、あるいは中間に挿入されて一定時間表示される動画の広告とする。

インターネット動画広告市場規模

 国内のインターネット動画広告市場は、2013年には132億円となり、前年(40億円)の3倍以上の規模に拡大。インターネット広告市場全体(同社推定:6,576億円)に占める動画広告構成比は2%に。

 米国インターネット広告市場においては、2013年上半期(1~6月期)における動画広告のインターネット広告市場全体に占める構成比は7%といわれており、国内インターネット広告市場においても動画広告の高い潜在性が見込まれる。

インターネット動画広告市場規模

 そして、国内のインターネット動画広告市場は、2017年には640億円にまで拡大し、インターネット広告市場全体(同社推定:9,306億円)に占める動画広告構成比は6.9%まで増加すると予測した。

【調査概要】
調査対象:インターネット広告業界各社
調査方法:訪問取材及びオープンデータ調査
調査期間:2013年10月~2014年3月

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2014/03/10 12:30 https://markezine.jp/article/detail/19426

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