日本通信販売協会(JADMA)は、全国の15歳~69歳の男女を対象に調査を行い、計1000の有効サンプルを得た(男性500名、女性500名)。買い物をしたいネットショップの条件を聞いたところ、1位は「品揃えが多くて何でも買える」(60.8%)、2位は「クレジットカードが使える」(49.6%)、3位は「ポイントが貯まる(還元率が良い)」(46.4%)となった。
10代女性では「品揃えが多くて何でも買える」(71.1%)、「商品を最安値で買えるチャンスが多い」(56.6%)、「利用者数が多い」(54.2%)といった項目の割合が高い。一方、50代女性では「ユニークな商品や限定品も探せる」が約3割と他の年代に比べて高いほか、「クレジットカードが使える」(63.9%)、「配達状況が確認できる」(61.4%)、「日本国内にある企業が運営している」(41.0%)、「売り手の顔が見える」(30.1%)といった項目を重視している。
C2Cの新たな形“ソーシャルギフト” 30代男性の5人に1人が経験
「ソーシャルギフトサービス」とは、SNSなどを活用して、住所がわからなくても相手に贈り物を贈ることができるサービスを指す。メールアドレスやSNSのアカウントを知っていれば、電子書籍やSNS上で使えるスタンプなどのデジタルコンテンツのほか、食品や花といった実際の物品まで、さまざまなものをプレゼントできる。
このソーシャルギフトについてたずねたところ、利用経験者は全体の13.5%。日常的に利用される段階にはまだ達していないようで、「頻繁に(利用している)」と答えた人は1.8%にとどまった。30代男性では利用経験率が21.4%、20代男性では「頻繁に」の割合が8.4%と、他の層に比べて高くなっており、若年男性はソーシャルギフトサービス利用の先駆けとなっているようだ。
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