SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

おすすめのイベント

おすすめの講座

おすすめのウェビナー

マーケティングは“経営ごと” に。業界キーパーソンへの独自取材、注目テーマやトレンドを解説する特集など、オリジナルの最新マーケティング情報を毎月お届け。

『MarkeZine』(雑誌)

第99号(2024年3月号)
特集「人と組織を強くするマーケターのリスキリング」

MarkeZineプレミアム for チーム/チーム プラス 加入の方は、誌面がウェブでも読めます

「AdGang」が選んだ今週の一押しキャンペーン

デンマークの広告代理店が制作したカラーチャートならぬ『言葉チャート』

 色とりどりのカラーチップを前に「どの色がいいかな」と検討するデザイナー。文章を考える人も、そんなツールがほしいですよね? 海外の広告・宣伝・プロモーション事例情報を提供している「AdGang」からの厳選記事を紹介するこの連載は、毎週水曜日更新です。

キャンペーン概要
  • 時期:2014年
  • 国名:デンマーク
  • 企業/ブランド:TN Reklame
  • 業種:広告会社

デザインもとっても素敵な言葉チャート

 デンマークの広告代理店、TN Reklame社がセルフプロモーションの一環として、言葉の持つニュアンスの強弱を色で表示した、カラーチャートならぬ「言葉チャート」を制作しました。

 円滑なコミュニケーションにおいて、最適なニュアンスを持つ言葉を用いることは基本的なことですが、微妙にしかニュアンスが違わない“一見同じような意味合いを持つ言葉”は無数にあり、時として言葉のチョイスに悩むことがあります。

 例えば、久しぶりに自宅に帰った時に"LAID-BACK(くつろいだ)"と"CALM(落ち着いた)"のどちらがより伝えたい状況を表しているのか、また"OVERLOOK(見過ごす)"と"EXPLAIN AWAY(言い逃れをする)"のどちらがより否定的なニュアンスが強いのかは悩むところですが、この「言葉チャート(Dantone Guide)」があれば大丈夫。

 「言葉チャート」は英語バージョンで、"UPTURN(景気の好転)"から"FINANCIAL CRISIS(金融危機)"まで、"APOLOGISE(謝る)"から"DENY(否定する)"までなど、テーマ別に言葉のニュアンスの移り変わりを色の濃淡とともに一目でわかるよう並べています。

 「言葉チャート」の色はPANTONEのカラーチャートを採用しており、豊富なカラーで無数の言葉を識別しています。各カラーは言葉のイメージと一致していて、たとえば、感情に関する言葉は赤やピンク系で表示され、金融用語には青系、環境用語には緑系が使われています。

 言葉の持つ微妙なニュアンスの違いを、色見本の色の濃淡に置き換えて分類するという試み。“コミュニケーションのプロ”である広告会社ならではのユニークなDMでした。

参考サイト

 先週の紹介キャンペーン

 記事転載元:AdGang

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
  • note
関連リンク
「AdGang」が選んだ今週の一押しキャンペーン連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

山田 健介(株式会社PR TIMES)(ヤマダケンスケ (PR TIMES))

著者Twitter著者Facebook●About / PR TIMES Inc ・プレスリリース配信サービス「PR TIMES」の運営 ・ブログマーケティングサービス「ブログタイムズ」の運営 ・WEBクリッピングサービスの提供●About / Vector Group コアバリューである「モノを広める」スキルを通じて、企業・消費者の皆様をマッチしたサービスを提供しています。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2014/03/26 08:00 https://markezine.jp/article/detail/19514

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ

イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング