ジャストシステムは、企画、マーケティング、広報、販売促進、市場調査・分析(リサーチ)の職種に従事している、全国の20代~60代の男女235名に、「マーケティングトレンドに関する調査」を実施した。
その結果、37.4%のマーケッターが「ニュースアプリを利用」し、マーケッターに最も多く利用されているニュースアプリは「日本経済新聞電子版」(46.6%)となった。ニュースキュレーションアプリも台頭しており、「Antenna」「SmartNews」はそれぞれ27.3%、「Gunosy」は22.7%のマーケッターが利用している。
また、動画プロモーションについて11.5%が「非常に興味がある」、30.6%が「興味がある」と回答。動画プロモーションに興味があるマーケッターに対し、会社での動画プロモーションに関する状況を聞いたところ、「実施している」「実施を検討している」がともに26.0%で、5割以上のマーケッターが動画プロモーションに前向きであることが明らかになった。
マーケッターが今、最も注目しているマーケティングキーワードは「ビッグデータ」(19.1%)、続いて「ウェアラブルデバイス」(13.2%)。話題の「3Dプロジェクションマッピング」は11.1%、「動画プロモーション」は9.8%となった。
また、最も注目しているWebサービスは「位置情報系サービス」(13.6%)で、「画像・動画系サービス」(12.3%)が続いた。「最も注目している」と「やや注目している」の合算では、「EC系サービス」と「位置情報系サービス」がともに40.0%と、半数近くのマーケッターが注目している。
また、43.4%のマーケッターが、何らかのRSSリーダーを使って情報収集をしている。最も利用されているRSSリーダーは「MyYahoo!」(11.1%)で、次いで「Feedly」(7.7%)となった。
【調査概要】
調査期間 :2014年3月11日(火)~2014年3月13日(水)
調査対象 :セルフ型アンケートサービス「Fastask(ファストアスク)」を使った事前調査で「企画、マーケティング、広報、販売促進、市場調査・分析(リサーチ)の職種に従事している」と回答した全国の20代~60代の男女235名
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