楽天Edyと、TFペイメントサービスは、「おサイフケータイ」を搭載したスマートフォンで電子マネー「楽天Edy」を利用できるプラットフォームを開発した。外部デバイスを利用せずにスマートフォンだけで電子マネー決済端末として利用できるようになる。
本サービスは、「おサイフケータイ」を搭載したスマートフォンの読み取り機能を利用した決済アプリケーションとクラウド型プラットフォーム「Thincacloud/シンカクラウド」が連携して実現。事業者は、楽天Edyの加盟店契約を締結し、スマートフォンにアプリケーションをダウンロードすれば電子マネー決済端末を入手できる。
具体的な導入先としては、屋外イベントや運輸・宅配サービスなど幅広い分野を見込んでいる。第一弾として、楽天野球団が運営する「東北楽天ゴールデンイーグルス」の4月18日に開催される試合からサービスを開始する。「楽天Koboスタジアム宮城」のスタンドの一部にてビールを購入する際に、電子マネー決済端末のスマートフォンで楽天Edy決済ができるようになる。
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