電通テックは、リーベンスが提供する電子お薬手帳サービス「hoppe(ホッペ)」を活用した情報配信メディア事業を展開することを発表した。今後、急速に普及が予想される電子お薬手帳を活用したビジネスに着目し、「hoppe」の事業モデルの基幹となる広告配信事業を担う。
「hoppe」は薬局・薬剤師の要求に基づいて開発した電子お薬手帳サービス。スマートフォンまたは携帯電話で利用でき、加入した薬局では、患者がどこの薬局を利用した場合でも患者の薬データの把握が可能。広告配信モデルを採用することで、全国の薬局・薬剤師・患者は無料で利用できる。
2014年9月のサービス開始に向け、まずは全国の薬局に先行案内をスタートし、健康情報・広告配信メディアとしての開発育成を行っていく。本事業における広告売上は、5年後に50億円/年を計画している。
【関連記事】
・ケンコーコム、薬剤師が24時間リアルタイムで販売可否を判断する「薬剤師LIVE」
・ファミリーマート、2014年春にコンビニと薬局の機能を兼ね備えた新店舗開店
・カンター・ジャパンとエムスリー、製薬会社向け調査・データ提供サービス拡大
・ユーグレナ×小田急百貨店、お中元に「ミドリムシ」配合のギフトはいかが?
・ローソンとルネサンス、「健康管理サービス」構築で連携