博報堂と博報堂プロダクツ博報堂アイ・スタジオは、スマートフォンのアプリとBeaconモジュール内蔵の広告物を通信させることで、ユーザーの行動を喚起するソリューション「ACTIVATION-AD(アクティベーション・アド)」を開発。6月18日より提供を開始した。
同ソリューションは、ODMや交通広告、店舗、ダイレクトメールなどのリアルメディア(広告)からスマートフォンのアプリを呼び出し、広告接触と同時にプッシュ通知を送ることでユーザーの行動を促す、新しいO2O広告ソリューション。これまでのユーザーへのプッシュ通知機能を備えたアプリは、ユーザーの状況に応じた情報配信が難しい点がボトルネックとなっていた。今回のソリューションを活用すれば、街中での広告近接時、店頭での入店などに合わせて情報プッシュ型の販促によって、マーケティングの最適化を図ることができる。
なお、Beaconを介して得たユーザーの行動データ属性と、アプリを介して得たユーザーの属性を組み合わせることで、よりユーザーの行動や属性に適した情報配信を行うことも可能。また、既存のアプリをBeacon対応にアップデートして、プッシュ通知による新たな接触機会を作ることができるため、「休眠アプリ」を再資産化、再活性化させることもできる。
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