D2Cはデジタル広告・マーケティングのアワード「コードアワード2014」の受賞作品全13作品を決定、贈賞式を開催した。グランプリは、Webとリアルイベントを通して、子どもが野菜を食べるきっかけ作りを行ったエバラ食品工業「おくちの中の遊園地」。Webでの一般投票によって選出されたパブリックベストを、アイドルグループHKT48による自撮り動画のWeb投票を行ったロッテの「自撮り48」が受賞する結果となった。
「コードアワード2014」は、昨年まで開催されていた「モバイル広告大賞」から対象をデジタル領域全体に広げたもので、今回は2013年度に実施・開始されたマーケティングコミュニケーションの事例を8名の審査員が審査し、13作品を選出。
本アワードでは、グランプリとパブリックベストの他に、数値としての成果が顕著に表れた作品に贈られる「イフェイフェクティブ」部門、数値の成果に関わらず、評価できるブランディング施策に贈られる「ブランディング」部門、企画アイディアの斬新さや訴求力が目立つキャンペーンに贈られる「キャンペーン」部門、デジタルメディア連携による効果を引き出した施策に贈られる「ユーズ・オブ・メディア」が用意された。
審査員で、式のプレゼンターを担当した夏野剛氏は総評として「これまではインターネットの活用というと、すごく頑張って工夫している作品・施策が多い印象。しかし今回は、インターネットやデジタルが溶け込んで、上手に使いこなされている作品ばかり。選ぶのは難しくで、審査員泣かせでした。リアルとデジタルを融合させる能力の高さを感じます」と語った。
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