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Facebook、位置情報を使った新広告サービス「Local Awareness Ad」提供開始

 「Local Awareness Ad」は、会社や店舗の近くにいる人のグループに対して広告を表示するもの。広告作成は、まず、プロモーションしたいFacebookページを選択し、店舗などがある住所を入力する。そして広告したい範囲を、たとえば店舗の周囲1マイルなどと設定する。

カバーする範囲が地図上に表示される
カバーする範囲が地図上に表示される

 設定情報はすべて、広告を表示するオーディエンスを作成するのに使われる。オーディエンスは店舗の近隣に住む人、最近店舗の近くを訪れた人が含まれる。広告主がオーディエンスの年齢、性別を選び、予算、広告期間を設定すると、1日あたりリーチ可能な人数が表示される。最後に画像とテキストを設定。広告には店舗への情報を提示する「Get Directions」ボタンや、「Like Page」ボタンを設置できる。

 Local Awareness Adにおいて、広告主は特定の個人ではなく場所を選択する。Facebookは広告主に特定の個人がオーディエンスに含まれるかを伝えないとしている。そしてその他の広告プロダクトのように、すべてのオーディエンスのサイズは必要最小限になるよう設定される。

 一方、ユーザーは、自身がFacebook上でシェアした最近の位置情報についてコントロールすることができる。また、広告が表示されるのは、携帯端末で位置情報サービスが動作可能になっている場合のみ(位置情報サービスが動作可能になっているかは、端末の設定メニューで確認できる)。Local Awareness Adはまず米国で提供を開始し、数か月後にはグローバル展開する。

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2014/10/09 12:55 https://markezine.jp/article/detail/21056

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