SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

新着記事一覧を見る

おすすめのイベント

おすすめの講座

おすすめのウェビナー

マーケティングは“経営ごと” に。業界キーパーソンへの独自取材、注目テーマやトレンドを解説する特集など、オリジナルの最新マーケティング情報を毎月お届け。

『MarkeZine』(雑誌)

第107号(2024年11月号)
特集「進むAI活用、その影響とは?」

MarkeZineプレミアム for チーム/チーム プラス 加入の方は、誌面がウェブでも読めます

MarkeZineニュース

Kruxのカントリーマネージャーに前TubeMogulジャパン代表の狩野昌央氏、DMPを本格展開

 2010年設立のKrux(クラックス)は、マーケターとパブリッシャー双方にクラウドベースのDMPを提供している。今回、東京にオフィスを開設し、日本でアドテクノロジー企業の経営と市場開拓に取り組んできた狩野昌央氏がカントリーマネージャーに就任。DMP事業を本格的に展開する。

 東京・六本木ヒルズで行なわれた記者会見で、CEO兼共同創業者トム・チャベス氏は、同社のミッションを「ピープルデータの活用」と説明する。同社のデータマネジメントプラットフォーム(DMP)が扱う20億のデバイスとブラウザ、5ペタバイトにも及ぶデータなどを通して、ビジネスと人を生産的に作用させることを支援する。

Krux社CEO 兼 共同創業者 トム・チャベス氏
Krux社CEO 兼 共同創業者 トム・チャベス氏

 チャベス氏は「企業はたくさんのデータをもっているが、それを有効なエンゲージメントに活かし、収益向上に結びつけていない。かつては夢物語だったOne to Oneマーケティングがいま現実のものになろうとしているが、それは簡単なことではない」と語る。Kruxはデータ活用に関する課題を解決するため、DMPにデータを集約し、収集したデータから消費者インサイトを得て、データのマッピングを行ない、マーケティングへ活用し、実施した戦略を評価するところまで含めて支援する。こうした一連の流れによって、ピープルデータのアクティベーション(活性化)を継続的に行うことが可能になると語った。

 Kruxは、パブリッシャーやエージェンシーをはじめとして全世界で100社以上で採用されている。とくに、ケロッグ、AARP、Rolling Stoneは、データドリブンマーケティングに欠かせないコントロールセンターとしての役割、迅速な投資回収、ダイナミックなコンテンツ提供などに同社のソリューションを活用している。

 日本はオーストラリア、シンガポールに続く、Kruxのアジア・パシフィック地域における今年3番目の拠点となる。日本のカントリーマネージャーには、動画広告のTubeMogulジャパン代表取締役兼CEOを務めた狩野昌央氏が就任。狩野氏はまず、事業拡大、パートナーとの関係強化、日本の顧客のニーズへの対応の3つに注力する。

Kruxのジャパン・カントリーマネージャーに就任した狩野昌央氏(左)

Krux ジャパン・カントリーマネージャーに就任した狩野昌央氏(左)

 現在採用活動を本格化しており、プラットフォームの日本語化も最優先で進めている。また、これまで提携してきたサイバー・コミュニケーションズ(cci)との関係をさらに強化し、顧客獲得に務めると語った。

【関連記事】
cci、米国Krux社と業務提携~媒体社向けクラウドベースDMP活用マネジメントサービス提供開始
オラクル、BlueKaiのDMPと「Oracle Marketing Cloud」を統合
ライオンがデジタルマーケティング戦略発表、DMP導入からコンテンツネットワーク構想まで
ロックオン、広告効果測定システム「アドエビス」をコアとしたプライベートDMPをライオンに提供
電通、Turnのソリューションを採用~DMP・データ分析などデータドリブンマーケティングを推進

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
関連リンク
MarkeZineニュース連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

MarkeZine編集部(マーケジンヘンシュウブ)

デジタルを中心とした広告/マーケティングの最新動向を発信する専門メディアの編集部です。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2014/11/12 11:57 https://markezine.jp/article/detail/21351

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ


イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング