SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

おすすめのイベント

おすすめの講座

おすすめのウェビナー

マーケティングは“経営ごと” に。業界キーパーソンへの独自取材、注目テーマやトレンドを解説する特集など、オリジナルの最新マーケティング情報を毎月お届け。

『MarkeZine』(雑誌)

第99号(2024年3月号)
特集「人と組織を強くするマーケターのリスキリング」

MarkeZineプレミアム for チーム/チーム プラス 加入の方は、誌面がウェブでも読めます

MarkeZineニュース

米年末商戦、店舗&ネットを展開する業者の売上が3割増、ソーシャルの平均注文額1位はFacebook

 アドビは11月28日、米国のホリデーシーズン序盤戦のオンラインでの売上についてのレポートを発表した。11月1日~28日の間にオンラインで使われた金額は、前年比14%増の320億ドル。うち、感謝祭(11月の第4木曜日)は13億3000万ドル、ブラックフライデー(感謝祭翌日の金曜日)は24億ドルと過去最高を記録した。

 売上の増加は、実店舗とオンラインを組み合わせたbrick & clickの小売業者が牽引し、これらの小売業者は30%近い成長を見せた。オンライン売上のコンバージョンも向上しており、ショッピングカードで完了したサイト訪問は3.2%で、前年の3.14%を上回った。平均注文価格(average order value:AOV)は、感謝祭が149ドル、ブラックフライデーが142ドル。オンラインで注文し店舗で受け取ることを選択した人の数は感謝祭の標準の45%を上回った。

 モバイルも躍進し、感謝祭の売上に占める割合は前年比8%増の29パーセント。ブラックフライデーでは3%増の27%。スマ―トフォンのシェアは13%に上がり、前年の7%のほぼ2倍となった。一方、タブレットは14%から16%に増加。OS別にみると、iOSが79%、Androidは21%と前者が圧倒した。

 また、ソーシャルネットワークから直接生まれた売上の平均注文価格は、Facebookが1位で114.45ドル。Pinterestは93.20ドル、Twitterが90.74ドルで、Pinterestは16%と最大の成長を見せた。また、ソーシャルメディアのサイトを直接経由した購入額は全体の2%に当たる7460万ドルで、前年と変わっていない。

 アドビの調査は、4500の小売ウェブサイトへの3億5000万以上の訪問の匿名データを収集して行われた。アドビはこれらのデータをもとに予測モデルを構築し、平均割引率、売上全体に占めるモバイルの割合など3年連続で的中させたとコメントしている(上のグラフに示された予測値と実際のデータの剥離の少なさに注目)。

【関連記事】
アドビとニールセンが提携、テレビからスマホまで包括的な分析を可能にするプラットフォームを始動
日本の経営者はデジタルマーケティングへの認識を高める一方、投資には懐疑的【アドビ調査】
音楽売上とソーシャルデータ分析を体験できる「NextBig Sound Labs」ローンチ
「LINE ビジネスコネクト」導入企業増加が広告事業の売上牽引か【2014年7-9月期LINE業績】
Facebookの2Q決算、ユーザーも売上も大幅増、モバイル広告収入は6割に

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
  • note
関連リンク
MarkeZineニュース連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

MarkeZine編集部(マーケジンヘンシュウブ)

デジタルを中心とした広告/マーケティングの最新動向を発信する専門メディアの編集部です。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2014/12/01 15:00 https://markezine.jp/article/detail/21501

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ


イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング