電通と電通テックは、デジタルテクノロジーを駆使したノンヒューマン・タレント開発事業「デジタレ」を開始した。「デジタレ」事業の第1弾として、エーラボおよびナチュラルエイトと「マツコロイド」を共同で開発した。これはタレントのマツコ・デラックスさんをモデルにした等身大アンドロイドタレントである。
「マツコロイド」は、アンドロイド研究の第一人者である大阪大学の石黒浩教授の監修のもとに誕生。マツコ・デラックスさんの忠実なアンドロイドを目指して、頭からつま先にいたる全身を型取りし、表情やしぐさ、癖なども研究した上でリアルに再現している。
電通は先月、社内に「電通ロボット推進センター」を立ち上げた。今回の「デジタレ」も、新たなコミュニケーション・コンテンツの開発に向けたプロジェクトである。今回リリースする「マツコロイド」は、アンドロイドタレントとしてデビューした後、番組出演にとどまらず、イベントやCMでの出演など多方面での活動を精力的に行っていく。
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