IBMは2日、世界最大のコミュニケーションサービスグループ、英WPPとの長期的なパートナーシップを発表した。この戦略的パートナシップには7年間、12億5000万ドルのサービス契約が含まれる。今回の合意によって、WPPは、IBMが提供するグローバルなハイブリッドのクラウド基盤上で新たなデジタルサービスを開発することが可能になる。
IBMは、生産性の向上、オペレーション統合を可能にする、サービスデリバリーとテクノロジープラットフォームを提供。WPPは意思決定とクリエイティブプロセスを、ビッグデータの活用・分析によって強化し、より速く、新しいプロダクトやサービスを展開する。また、グループ傘下のブランド間のコラボレーションとコミュニケーションを促進する。
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