DACは、オンライン広告の表示状態を検出し、同じページ内でも同一の広告枠が表示されるたびに新たな広告の配信を行うシステムを開発した。これまでのディスプレイ広告は、ウェブページが1回表示されるごとに課金されてきた。同システムを導入すると、広告枠が表示されるごとにRTBによる入札、もしくは広告表示リクエストが行われ、広告の表示1回につき課金が行われるようになる。なお、同社が行ったテストでは、通常の広告表示方式に比べて約2倍のeCPM、約3倍のCTR率を獲得することが確認されている。
広告枠の表示を基準に広告課金が行われるため、媒体社は同じページ内でも新たな広告が表示されるたびに広告収入をあげることが可能となる。また、ユーザーにフレッシュな広告体験を提供し続けることができるため、ユーザーの滞在時間やCTRの伸長が期待できる。広告主にとっても広告予算のロスを防ぎ、効率的に広告予算を最適化できることになる。
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