スパイスボックスは、同社の最先端デジタルテクノロジー研究所「プロトタイピングラボWHITE」が開発した、ダンボール製VR「milbox」の販売を開始する。同製品は手持ちのスマートフォンに専用アプリをダウンロードし、組み立て型のダンボール製ゴーグルに設置することで、安価に誰でもバーチャルリアリティ世界を体験することができるもの。本体価格は1,000円からを予定。
製品販売に合わせて、手持ちの静止画や動画を簡単にmilbox用VR映像に変換できるmilbox公式アプリの提供や、版権フリーのCGキャラクター「九十九(つくも)みる」の提供も予定されている。また同社は、「milbox」を活性化が見込まれるVRマーケティング市場開拓の新製品として位置付けている。そのため、同製品の広告利用を希望する事業会社に向けて、マーケティング戦略に沿ったアプリ開発も行う。
今後は、バーチャルリアリティ世界に実際に触れることができるmilboxの発売も計画されている。
【関連記事】
・ コロプラが「白猫プロジェクト」のVR版を公開、Oculus Rift専用コントローラーアプリも開発
・博報堂、モノ×テクノロジーで未来動かすプロジェクト「monom」発足~第一弾プロダクト開発中
・アクセンチュア、将来のデジタルビジネスに影響を与える5つのテクノロジートレンドを予測
・「2015年はヒト/モノ/データの関係が大きく転換」スパイスボックスのテクノロジートレンド予測
・SIXの「歌詞を表示するスピーカー」がSXSWアクセラレーター・ファイナリストに日本企業で初選出