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Peatix、デジタルガレージらから約500万ドルの資金調達

 イベント管理サービスを提供するPeatixは、デジタルガレージを筆頭に、サニーサイドアップ、Singapore Press Holdings、および一部の既存株主を引き受け先として総額500万ドルを超える第三者割当増資などを実施し、シリーズBファイナンスを完了した。

 Peatixは、簡単にイベント管理、チケット販売・集客が行えるウェブサービス・モバイルアプリを展開。2013年にはグッドデザイン賞を受賞している。のべ5万を超えるイベントで活用され、日本、アメリカ、シンガポール、マレーシアなど26か国で利用されている。

 同社は広告事業も手掛けており、「Peatixイベントアド」はPeatixを利用するイベントページや、参加者向けのスマートフォンアプリに広告を配信。2014年3月に開始して以降、東急電鉄、パソナキャリア、サイボウズ、UBERを始め、多くの企業で導入されている。広告料は、イベント主催者にも還元している。

 イベント集客事業では、イベントの参加履歴や、イベントページの閲覧情報、ソーシャルメディア上の友人リストなどのデータを解析し、ユーザー個々人に最適な「おすすめイベント情報」を配信。現在では、Peatixのイベントページの閲覧数の約10%は、「おすすめイベント情報」経由となっている。

 Peatixは2011年5月に前身となるOrinoco株式会社によって日本国内でスタート。2011年12月、グローバル展開のため本社をカリフォルニア州マウンテンビューに移し、米国法人 Peatix Inc.を設立。日本法人をOrinoco Peatix株式会社とした。Peatix Inc.は2013年にニューヨークに移転、サービス開発やグローバル展開の拠点となっている。また、シンガポールを中心とした東南アジアでのサービス展開のために Peatix Asiaを設立、2013年7月にはシンガポールで正式にサービスを開始。イベント数は3500を超え、Peatix全体の成長を支える市場になっている。2014年8月には、マレーシア法人 Peatix Malaysiaを設立し、TEDxなどのイベントにも採用されている。

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2015/03/17 13:30 https://markezine.jp/article/detail/22141

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