NTTドコモ、電通、NTTアドの合弁会社であるD2Cは17日、Fringe81と包括的な業務提携を結び、新しいアドネットワークの共同開発・運営を行なうと発表。同日、NTTドコモ・ベンチャーズはファンドを通じて、Fringe81が実施する第三者割当により同社の株式を取得した。
D2CとFringe81が共同構築するアドネットワークには、多様なデータのリアルタイム処理技術や、配信最適化技術などの最新のテクノロジーと、簡単に運用できるUIを実装。予定している商品ラインナップは、リッチメディア広告、インフィード動画広告、大規模かつ多様なデータを利用したバナー広告とインフィード広告。スマートフォン向けアトリビューション分析システムとサービスも提供する。
Fringe81は今年2月にも、NTTドコモ・ベンチャーズ、グリー、TBSグループ、電通グループ、アイスタイルなど事業会社5社から総額4億2千万円の資金調達を実施している。
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