App Annie(アップアニー)は、iOSとAndroidの世界60か国・20万以上のアプリを調査対象とした、アプリ利用状況データ製品『Usage Intelligence(ユーセージ・インテリジェンス)』の正式版を日本の法人顧客向けに提供を開始した。また同時に、モバイルデータ調査会社のMobidia社を買収したことを発表した。
Mobidia社は、2012年から世界最大のスマートフォンおよびタブレットユーザーのサンプルを保有しているモバイル調査のパイオニアである。グローバルで10万を超すモバイルアプリおよびモバイルネットワークの利用傾向について、ユニークな洞察を提供している。
『Usage Intelligence』は、世界20億人のスマートフォンユーザーのアプリ利用動向に関する市場洞察を提供するアプリ利用状況データベースであり、「競合アプリの市場普及率・収益化率の可視化」「類似アプリとの比較検証」「アプリのライフサイクルを追跡」「投資効果の検証」などに役立つ。App Annieは2015年1月にベータ版をリリースし、これまで米国ストアのアプリデータを中心に提供をしてきた。今回のMobidia社の買収及び同社提供のデータの格納により、調査対象市場を60か国に拡大し、製品の国際展開を加速していく。
【関連記事】
・中国はiOS、メキシコはGoogle Playでアプリダウンロードが急上昇【App Annie調査】
・2014年アプリ市場の世界的なトレンドは?米App Annie、アプリ市場動向レポートを公開
・米App Annie、世界中の人気アプリの利用状況データを取得できる新サービスリリース
・集客から運用支援までサポート!ゲームアプリ分析サービス「BUNSEKI」と「appmart」が連携
・米App Annie、ユーザー属性や一緒に使っているアプリを可視化する新サービスをリリース