米BuzzFeedとヤフーは、合弁事業会社「BuzzFeed Japan」の設立を発表した。BuzzFeedは月間2億人以上のユーザー数を誇るメディアを運営する企業で、現地企業との合弁事業会社の設立は今回が初となる。同社では、BuzzFeedの持つSNSと親和性が高いコンテンツ制作技術や「Yahoo!ニュース」の持つ知見やトラフィックを活かし、日本のユーザーのニーズに合わせたニュースメディアを提供する。

　また、今冬には日本向けBuzzFeedを創刊し、独自報道やインターネットカルチャー、ライフスタイル記事を中心に、ソーシャルメディアで拡散されやすいコンテンツなどを提供。「Yahoo!ニュース」にコンテンツ配信も行う。

　広告領域においては、BuzzFeed Japanが提供する広告の独占販売権をヤフーが所有する。今後は広告主および広告会社と広い接点を持つヤフーの強みを活かし、メディアコンテンツを活用した広告を提供していく予定。

【関連記事】
・電子チケット販売サービス「パスマーケット」、PC・タブレットからのイベント作成・管理が可能に
・ヤフー、旅行検索サイトを運営するスカイスキャナーと合弁会社を設立
・ヤフー、戦争の記憶や記録を伝える100年間プロジェクト「未来に残す、戦争の記憶」スタート
・ヤフーが「インターネットクリエイティブアワード2015」エントリー開始、マルチデバイスがテーマ
・コードアワード2015の受賞作品が決定！ グランプリは「ヤフートレンドコースター」