「コカ・コーラ」ブランドは2016年1月から世界一斉に新しいマーケティング戦略を立ち上げ、「Taste the Feeling」を新たなタグラインに掲げたコミュニケーションキャンペーンを行う。グローバルキャンペーンは2009年開始の「Open Happiness」(ハッピーをあけよう。)から7年ぶりの刷新となる。
これは、ザ コカ・コーラカンパニーの最高マーケティング責任者マルコス・デ・クイント氏が1月19日、グローバルマーケティング戦略「ワンブランド」戦略を発表したことによるもの。
「ワンブランド」戦略とは、コカ・コーラ社創業以来初めて、「コカ・コーラ」、「コカ・コーラ ゼロ」、「コカ・コーラ ライフ」、「コカ・コーラ ライト」/「ダイエット コカ・コーラ」を「コカ・コーラ」の下に統合し、世界で共通した1つのクリエイティブキャンペーンを展開するもので、2016年1月を皮切りに世界200以上の国や地域で実施が予定されている。これを受け、日本では、「Taste the Feeling」に“味わおう、はじけるおいしさを。”というコピーを添えて、わかりやすく訴求していく。
「Taste the Feeling」のクリエイティブキャンペーンは、どの「コカ・コーラ」製品でも得られる、それを飲む純粋な喜びが特別なひとときをもたらす、というイメージを訴求するもの。「コカ・コーラ」が持つブランド価値の原点に立ち返り、製品を中心に据えて、手にした瞬間を捉えるものとなる。また、全クリエイティブに必ず白のスペンサーロゴと赤いディスクロゴが必ず登場する。
加えて日本では、グローバルキャンペーンのコンセプトに沿って独自に「はじめてのコークの味、覚えてる?」を展開。著名人によるビジュアル展開やTwitterプロモーション、スーパーマーケットでの大規模サンプリングなど多角的なアプローチを行う。
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