IBMは、1月21日(米国現地時間)、Ustreamの買収を発表した。今回の買収により、IBMクラウド・プラットフォームを拡充し、価値ある動画、急速に進化するデジタル・メディア、データ資産の提供を目指す。
Ustreamは1か月に約8,000万人の視聴者に対するライブ動画およびオンデマンド動画をストリーミング配信を行っているが、今回の買収によりIBMの新組織「IBMクラウド・ビデオ・サービス部門」に加わることとなる。同組織は他にもClearleapを統合するほか、AsperaやCleversafeなどIBMが他の投資で得たテクノロジーや、IBMの研究開発部門のイノベーションを統合したソリューションも開発する予定。
IBMは、クララウド・ベースのビデオ・サービスとソフトウェアには1,050億ドル規模の商機があると試算し、これを目標として同部門においてビデオ・サービスの製品群を提供してゆく。
【関連記事】
・ ライブ配信プラットフォーム「LINE LIVE」、公開初日の総視聴者数が500万人を突破
・Jストリーム、『新日本プロレスワールド』にCDNを提供〜動画の安定的配信をサポート
・Fringe81とSpotwright、360度動画広告の製作と計測検証を一括で行うサービスを開始
・動画広告に求められるのは視聴コントロール/日本人、TVCMに肯定的【カンター・ジャパン調査】
・アライドアーキテクツ、YouTuberを活用したSNS動画広告サービスを提供開始