SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

おすすめのイベント

おすすめの講座

おすすめのウェビナー

マーケティングは“経営ごと” に。業界キーパーソンへの独自取材、注目テーマやトレンドを解説する特集など、オリジナルの最新マーケティング情報を毎月お届け。

『MarkeZine』(雑誌)

第99号(2024年3月号)
特集「人と組織を強くするマーケターのリスキリング」

MarkeZineプレミアム for チーム/チーム プラス 加入の方は、誌面がウェブでも読めます

MarkeZineニュース

中国の高学歴ネットユーザー市場では、「Googleな人」と「百度な人」の割合は互角【CNNIC2007年検索市場レポート】

 中国の検索市場は、中国の最大手検索エンジン「百度」(Baidu.com)と「谷歌」(Google.com)の2大検索ブランドがしのぎを削っている。CCNIC(China Internet Network Information Center)が9月に発表した、2007年の中国の検索エンジン市場についての調査レポート「2007 Survey Report on Search Engine Market in China」を見てみよう。

 このレポートでは、中国の7つの地方、24の主要都市を網羅し、各都市を3つの一級都市、7つの二級都市、14の三級都市に分けて分析。中国の大手検索エンジン「百度」は、都市のレベルが一級→二級→三級と下がるほど、67.33%→73.35%→83.82%とシェアが上昇。一方のGoogleは、22.11%→14.78%→4.99%と下降していく傾向があるという。

 検索エンジンの利用は中国でも日常化しており、ネットユーザーの61.9%が毎日利用しているという。利用頻度を見ると、1日に何度も利用する人は44.71%、1日に1回利用する人は17.2%となっている。だが、2000年以降、検索エンジンの利用者は毎年約12%で推移していたが、2006年には11.32%に減少し、2007年9月時点では7.7%となっている。

 また、中国のネットユーザーが最も好んで利用している検索エンジンは、百度が74.5%、Googleが14.3%となっているが、25歳以上で大卒以上の学歴を持ち、月収3千元以上のハイエンドユーザー市場におけるシェアを見ると、47.72%が百度を選択し、42.32%がGoogle.comを選択している。こうしたデータから、高学歴、大都市圏に住むネットユーザーほどGoogleを好む傾向があるようだ。

 こうした検索ブランドの認知については、ほかのユーザーからの情報を参考にしているという人が54.03%と半数以上にのぼり、自分で見つけたという人は41.33%、また、よく訪れるサイトのリンクや検索窓から認識した人は8.05%となっており、広告を通じて検索ブランドを認識した人は7.81%にとどまっているという。

【関連リンク】
中国ナンバーワンの検索エンジン「百度」日本上陸
中国BtoB最大手、アリババが日本語版サイトをオープン
中国の女子大生がつくったウサギキャラをモトローラが採用
中国の外食事情をインターネット調査 すると3人に1人が朝食に…
[mi]みたいもん!のいしたにさんと振り返る、2007年のネット事情(前編)

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
  • note
MarkeZineニュース連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

MarkeZine編集部(マーケジンヘンシュウブ)

デジタルを中心とした広告/マーケティングの最新動向を発信する専門メディアの編集部です。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2007/12/28 14:08 https://markezine.jp/article/detail/2436

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ


イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング