電通の海外本社「電通イージス・ネットワーク」は、オーストラリアのデジタルマーケティング・エージェンシーである「Search Factory Pty Ltd」(以下、サーチ・ファクトリー社)の株式100%を取得することにつき、同社株主と合意した。
サーチ・ファクトリー社が本社を置くブリスベン市は、オーストラリアでシドニー市、メルボルン市に次ぐ広告市場となっている。電通は今回の買収でブリスベン市を含むクイーンズランド州、ひいてはオーストラリア全土でのビジネスの拡大を目指す狙いだ。
サーチ・ファクトリー社は2011年に設立され、SEMやパフォーマンス領域のデジタルマーケティング・サービスに強みを持っており、小売業やサービス業を中心としたローカルおよびグローバルの顧客と取引を行ってきた。
電通は今後サーチ・ファクトリー社を、同社グループの9つのグローバルネットワーク・ブランドの1つで、同様のデジタルマーケティング事業を同社以外にブリスベン市で唯一展開するiProspect(アイプロスペクト)のネットワークに組み込む。そして、ブランドの呼称もSearch Factory│iProspectに変更する。
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