電通デジタルは7月6日、マーケティングプラットフォーム「Marketo(マルケト)」とLINEが企業向けに提供しているAPI「LINEビジネスコネクト」を連携するソリューションを自社開発し、提供を開始した。
同ソリューションでは、企業がMarketo内に蓄積する顧客情報と自社LINEアカウントの友だち情報を顧客承認のもとで連携させることができる。これにより、個人単位の属性や行動履歴に対応したLINEメッセージの発信を実現する。
そして、メール送信には反応しない顧客層に個別のLINEメッセージで行動を促す、また自社ウェブサイト上の顧客アクションをトリガーにLINEメッセージをリアルタイム配信するなど、チャネルを横断した施策の展開が可能になる。
また、同ソリューションはMarketoのエコシステムであるLaunchPointの一環として展開しており、今回の発表にあわせ、電通デジタルではビジネスコネクトアカウントの販売も開始した。
【関連記事】
・電通デジタル、ついに営業開始~拡大中の市場における需要を取り込めるか
・電通、デジタルマーケティング専門の新会社「電通デジタル」を設立
・トランスコスモス、LINEビジネスコネクトを活用したセグメント配信サービスの提供を開始
・サイバーエージェントの「CA‐Link」「RightSegment」、 デジミホの「R∞」と連携
・マルケト、パートナー企業の支援施策を強化~専門施策の日本向けプログラム強化を実施