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デジタル広告のキソ 「コミュニケーション」と「調査分析・戦略立案」

2017/01/31 08:00

 企業でマーケティングや販促を担当している方を対象に、いまさら聞けないデジタル広告の基本スキルや自社のデジタル広告運用を円滑に進めるための方法を、連載形式で解説します。第1回は、生活者とのコミュニケーションの全体像を理解し、調査分析・戦略立案を行う際の考え方についてです。

デジタル広告とうまくつき合うための基本スキルとは?

 デジタル広告とうまくつき合うためには、具体的な広告での集客方法や最新のアドテクノロジーよりも、施策全体の中で生活者とどのようにコミュニケーションを図るか、全体像をつかむことが大切です。

 たとえば、ブランディングや売り上げ拡大を企業のゴールとした時、デジタル広告を運用すれば、集客を図ることは簡単です。しかし、生活者の目的やタイミングにあったコミュニケーションを図ることは、そう簡単ではありません。

 コミュニケーションの全体像を理解し、目標・KPIを設定。集客後の施策のゴールを明確にし、広告効果測定・施策の検証を行いながら、目標・KPI達成に近づけるための運用を行うことが、ゴールへの近道となります。

 本連載では、デジタル広告とうまくつき合うために必要な基本スキルを、八つに分けて解説します。

  1. コミュニケーションの全体像と調査分析・戦略立案の考え方について
  2. 年間での販促スケジュール、目標設定(KPI設計)、広告戦略の策定(ターゲット設定、クリエイティブ戦略)について
  3. ツール導入の検討と活用、データログの違い、ツール導入の注意ポイントについて
  4. ツール導入後の活用方法と、効果改善の手法や関係性について
  5. デジタル広告の手法について
  6. デジタル広告のキャンペーン設計と、集客を実施するまでの流れについて
  7. 広告効果指標とデータの見方、広告分析の方法について
  8. 広告分析の深掘と最適化の考え方について

 今回は、一つ目の基本スキル「コミュニケーションの全体像と調査分析・戦略立案の考え方について」を解説します。

生活者の行動を知り、インサイトを把握すること

 デジタル広告で成果をあげるためには、自社の商品やサービスを短期的に広く伝えて終わりではなく、中長期的な視点で生活者とどのような関係を構築したいのかコミュニケーションの全体像を把握し、ターゲットを明確にすることが重要です。

 まずは、自社の商品やサービスの市場環境や問題を抽出し、生活者の年齢性別・興味関心などの属性や潜在層か顕在層かどちらを狙うかなど、より具体的なターゲット像を想定します。その上で、生活者がどのようなきっかけで行動するのか、インサイトをとらえるために調査分析や戦略立案を行い、生活者との継続したコミュニケーションを図る必要があります。


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